2009年5月17日日曜日

マインスイーパ上級67秒の境地

やばいやばい、気づいたらブログのほうをほったらかしにしていた。
新年度になって早2ヶ月たったけど、
最近の私は自分の生き方に自信もついてきたし
周りの人とうまく関わっていけるようになった。
とりあえず人間関係の不安は解消されたといっていいかな。
今後2~3年のビジョンもおぼろげながら見えてきたし、
ロールモデルとする先輩と濃い接触をすることもできている。
それに伴って将来への希望もだんだんと沸くようになってきた。
幸運を引き寄せる体質を身につけつつある、ということかな。

さて、本日の投稿は非常にくうだらないネタなのけれど、
私の得意とするエキストリームアクションゲーム、マインスイーパについてである。
マインスイーパは、言わずと知れているが、
windowsをOSとするPCの基本プログラムとしてインストールされているものである。
これは通常パズルゲームにカテゴライズされるものなんだろうけど
私の中ではあくまでアクションゲーム。
それはなぜかについてタイトルから察することもできるだろうが、
以下私のマインスイーパ奮闘記について記すこととしよう。


暇つぶし程度にでもプレイしたことのある方ならある程度ご存知だろうが、
まず初心者が上級レベルに挑むと、
およそ100回に1度程度しかクリアできないだろう(特にwindows XPのものでは)。
また、クリアタイムも平均150~200秒くらいであろうかと思う。
ちなみに私の記憶では、初めてプレイしたのが中学生のときで
そのときのタイムが確か210秒前後であったと思う。

その後の人生においてマインスイーパは私にとっての暇つぶしゲームであったわけだが、
本格的にタイムアタックを始めるようになったのは大学3年のころだった。
ある日、相変わらず暇つぶしにマインスイーパをやっていたところ、
130秒程度で上級をクリアすることができた。
そのとき、ふと上級100秒を切ることができないものか、と思い
あらゆる作戦を思案して何度も試行を繰り返した。
そのとき使った作戦は次の2つ。

1.登場する数字と地雷配置のパターンを覚える
 たとえば、1列で3つのマスのすぐ上に1-2-1と数字が並んでいるパターンは、
 地雷が左端と右端にあるパターンしかありえないことになる。
 これと同様に地雷の配置が特定されるようなパターンを頭の中に叩き込み、
 条件反射的に配置を読みきれるようにひたすら努力。
2.九割方のゲームは捨てる
 開始5秒後くらいの進行状況によってクリアタイムがだいぶ左右される。
 そのためになかなか先に進まないような地雷配置パターンが登場したときには
 そこでそのゲームを見切ってしまう。
 勘でしか先に進めない配置パターンが登場したときにも、
 そのパターンが登場した時点でそのゲームは強制終了する。

この二つを心がけたわけだが、
パターンを頭の中に叩き込むのには半年くらいを要したと思う。
あとは自分と相性のよいマウスを使うことがとっても大事。

作戦を打ち立てた後はひたすら実践を繰り返した。
気づいたら日が昇るまで熱中してしまったことも。
するとおよそ3日程度で、初めて100秒を切ることができた。
このときの記録は93秒。
そのときはある種の達成感を感じたが、
まださらに記録を伸ばせる可能性があると感じた。
そこからの数ヶ月はひたすら修行(?)の日々だった。
九割方のゲームは捨てると先述したが、
マウスの操作ミスによってゲームオーバーになることも多々あったので、
実際には九割八分くらいのゲームはやり直しになった。

さすがにこの域まで達するようになると、
マインスイーパは脳みそを使うパズルゲームというより
むしろアクションゲームと表現せざるをを得ない。
プレイ中の感覚はIQテストに非常に似ている。
ということはプレイ中は脳が活性化されているということかもしれない。

そして達した私の最高タイムが
67秒
だ(2010年現在64秒まで伸びた)。私は知り合いでこのタイムを超えられるような人物に
いまだかつて遭遇したことがない。
なお、この記録と引き換えに青春の大事な時間が
かなり失われたことは内緒である。

また、ここまではまり込んでしまうとさまざまな障害が伴う。
まず瞬きをすることで視界がぶれてタイムロスしてしまうのがいやなので、
基本的にゲーム中は瞬きを全くしない。
そのおかげで目の下にはクマと皺が刻まれるようになってしまった。
次に、マウスをひたすら動かし続けていると、
手が不自然な形で固定されたまま何時間も動かされているため、
プレイを続けているうちに右手の小指と薬指の痙攣が始まり、感覚がなくなってくる。

この記録は健康と引き換えに得ることができた記録だったと言えよう。
しかし後悔はしていない。
今となっては他人に誇るとのできるきろくとなったわけだから。
(みwikiさんもさすがにこの記録は越えられまい…フヒヒ)